大学卒業後、株式会社日立製作所に入社。情報通信グループ／ネットワーク営業統括本部に所属し、主に大手 SIer とパートナーを組み、官公庁向けに IT ソリューションおよびシステムコンサルティングサービスの提案営業を実施。 2010 年 5 月、株式会社日立製作所を退職し、株式会社ファーストリテイリングに幹部候補枠として入社。営業部に所属し、店舗のマネジメント業務（損益管理、人事労務管理、商品売場管理など）に従事。 同社退職後、早稲田大学ビジネススクールを経て2013年3月に株式会社wizpra（現 株式会社Emotion Tech）を創業、代表取締役に就任。
顧客の声を起点とした経営課題の解決、
サービス品質の向上を行うサービス、
「Emotion Tech」の開発・運営
【すべての人がイキイキと働ける社会を創る】
顧客や従業員が何を考えているか、本当はどう思っているか、
というような「感情」を可視化し、そのデータを活用することで
「すべての人がイキイキと働ける社会を創る」ことをミッションに掲げ、
事業に取り組んでいます。
【わたしたちが大切にしていること（SEVEN Let's） 】
１．「働く」に意思を持とう！
２．一人の大切なひととして向き合おう！
３．違いを理解しよう！
４．まっすぐでいよう！
５．自分の役割に世界一でいよう！
６．自分のこととして捉えよう！
７．前に進み続けよう！
幼少期は、人見知りかつ人の顔色をうかがうタイプでした。「これはやって良い事なのか？これを言ったら相手はどう思うのか？」という事を常々考えている、あまり子どもらしくない、可愛くない子どもでした（笑）。「まず、人の事を考えなさい。自分の事より、相手の事を優先すべき」という両親の厳しい教育方針が影響しているのだと思います。
特に初対面の人間関係が苦手で、小学校から高校まで、それぞれ入学してしばらくは、クラスに溶け込むまでにとても苦労しました。ただ、中学校と高校でサッカーを始めてからは、だんだん人付き合い下手ではなくなったと思います。スポーツができるようになって、人に認められるようになると、自然と周りの人に溶け込むことができるようになりました。
大学に入学したタイミングで、人見知りの性格を変えなければと思いました。「他人の事ばかり考えていても仕方ない。もっと自分を出していこう」という気持ちになり、表現力が問われるダンスサークルに入りました。いわゆる“大学デビュー”ですね（笑）。ダンスとは縁もゆかりもない真逆の人生を歩んできたので、両親にも驚かれましたが、気持ちの面で変化があった転機でもありました。
ダンスは、自分を表現できてかつ目立つ事が大切ですので、大学生活では「自分の色を出そう」という気持ちが強く、コミュニケーション方法も変わりました。就職においても、プログラミングをする理系学部に在籍していましたが、「パソコンと向き合う人生は送りたくない」と思い、SE職には就かず、コミュニケーション能力を活かす営業職を選びました。
大きな仕事ができると思った事と、ブランドに対する想いに共感して就職を決めました。その当時、日立は、他メーカーの中でも圧倒的な製品力があると感じていました。ひとつ感動した話が、子どもが指を突っ込まないように設計されたエスカレーターを最初に作ったのが日立なんです。あまり周知されていない話ですが、細かいところまで気を配り、お客様が長く使えるような製品を作りたいという価値観に魅かれました。製品は圧倒的にクオリティーが高いのに、マーケティング下手な泥臭いところも好きで、メーカーは日立しか受けませんでした。
