1986年、ニューヨーク生まれ。2004年に入学した南カリフォルニア大学ではコンピュータサイエンス専攻。2008年に卒業後、JPモルガン(東京丸の内オフィス)へ入社。債券テクノロジー部でプログラミングやプロジェクトマネジメントに従事。2014年にはヴァイスプレジデントに昇進し、電子取引セールストレーダーとなる。2015年に共同ファウンダーのジェームズ・マッカーティーと意気投合し、株式会社Zehitomoを立ち上げる。
マッチング・プラットフォーム「Zehitomo」の企画・開発・運営
・経験豊富なメンバー
金融、IT、コンサル、メーカーとさまざまなバックグラウンドを持ったメンバーで構成されています。多種多才なメンバーが一致団結し、Zehitomoは現在、圧倒的な急成長をしています。
・豊富なグローバル人材
日本のスタートアップでは珍しく、メンバーの半分以上が日本以外の出身者です。日本文化を理解しながらも、常にグローバルな視点を持ちながら日々の業務に取り組んでいます。
・チャレンジを歓迎する社風
スタートアップ企業らしく、常に好奇心とチャレンジを忘れず、失敗を恐れず行動をしています。そして、圧倒的なスピードで行動するアグレッシブなチームです。
私は画家の父親と、心理カウンセラーの母親の元に生まれました。ビジネスの原体験としては、小中学生の頃にまとめ買いしたお菓子をスクールバスなどでバラ売りした経験があります。買う人にとってはコンビニの値段より安く買え、自分にとっては購入時よりも高く売れるので、チャンスだと思って始めました。でも結局そのビジネスはあまりスケールしませんでした。友人たちと一緒にやろうとしても、英語で言うところの「eat into your profits」、彼らは自分たちでそのお菓子を食べてしまうので、利益にならなかったのです。
パソコンやテクノロジーが大好きで、高校生の頃は夜な夜な開発をする「ザ・オタク」でした。夏にはコロンビア大学やスタンフォード大学にコンピュータサイエンスを勉強しに行くこともありました。当時いちばんやりたいと思っていたのは、ゲームのAIの開発です。自分の作ったパソコンで自分の作ったゲームをしていましたが、その中のAIも自分で作れたらとても面白いだろうなと感じていました。さらに高校ではネットワークの管理者になり、先生に頼られるほど詳しくなりました。人生で初めて責任を持って、どうしたらみんながスムーズに利用できるかを常に考えていたので、テクニカルなことも身につけることができ、とてもいい経験になったと思います。
もともと、ジグソーパズルや数学が大好きだったこともあると思います。ただ、小さい頃は、親からテレビやゲームで遊ばせてもらえず、ゲームボーイやプレイステーションなど、友だちが持っていても僕だけ持っていませんでした。中学生の終わりの頃には、自分がアルバイトしたお金で購入し、どんどんハマって行きました。
ゲームから学べることはたくさんあります。例えばオンラインのゲームなら、コミュニケーションをとって交渉する能力も育ちますし、タイピングも早くなります(笑)。パズルもゲームも、共通しているのは「問題を解決する」こと。そしてそれがいちばん自分の好きなことだと、早い段階で気づいていましたね。今の仕事にも繋がっています。