英国気象庁にてデータ解析・可視化基盤の研究開発に従事後、帰国。 ソニー株式会社にて、製品ソフトウェアの開発、技術標準化・渉外活動、新規事業開発など担当。 世界各国の自動車・スマホメーカーからなるCar Connectivity Consortiumにて、 IoT・アプリ時代の自動車通信規格「MirrorLink」の認証プログラム立ち上げを統括。 2014年10月にジョイズ株式会社を創業、現職。 国境を越えた経済活動や、多国籍チームがもたらす価値を信じ 「学問ではなく、ツールとしての外国語」を追求したAI英会話アプリ「TerraTalk」を開発。
・AI英会話アプリ「TerraTalk」の開発・運営事業
ソフトウェア技術による語学学習の徹底的なスケール化をビジョンとして
AI英会話アプリ「TerraTalk」の開発・運営を行っております。
音声認識や対話処理技術を活用し、英会話の実践から英語力測定までをソフトウェアで実現。
同時に、業種や職種、趣味ごとに綿密なリサーチと品質管理のもとカリキュラムを自社設計。
明日から「使える・伝わる」英会話サービスの提供を目指します。
・企業理念
共通に話せる言語は、人と人との間に信頼関係をつくります。
また、情報や文化の交換がよりさかんに行われることで、世の中の変化を早くすることができます。
ツールとしての外国語を、当たり前の選択肢にすることで、もっと世界が面白くなる。
ジョイズ株式会社では、技術・デザイン・マーケティングの力を最大限に活かして、語学の世界を根本から変えていきます。
千葉県松戸市で生まれ育ちました。小学生の時はいろいろなことに挑戦して、わりとハマるタイプでしたね。例えば、小学校3~4年生くらいの時には、日々ひたすら動植物のスケッチをしていました。2年間で1000枚くらい書いたので、1日1枚以上の計算です。絵を描くことも動植物も両方好きだったので、動植物のスケッチは本当にハマっていました。
勉強は…あまりしていなかったですね(笑)。ドリルとかは全然やらないけど、本を読むのはとにかく好きでした。小さい頃からサイエンスが好きで、スケッチをしていたのと同じくらいの時期に、そういった系統の本をよく読んでいました。学校の図書室の本は、全部の棚を2周するくらい読みましたね。小学校の図書館なので図鑑等が多く、「文章を読む」という感じではなかったのですが、他にも「人体のしくみ」や、学研が出しているハードカバーの本などをたくさん読んでいました。
中学校は地元の中学校に進んで、剣道部に入部しました。強豪校というわけではなかったのですが、部長を務めました。
高校は都内の私立に進学しましたが、1年くらいで辞めて、イギリスに留学しました。理由はいろいろあるのですが…。辞めた学校は進学校だったのですが、そこでの「難しい大学に入ればいい」という風潮に違和感がありました。
そうです。それに違和感があって。もうひとつは2002年の日韓共催で行われたサッカーワールドカップですね。新潟までイングランド対デンマーク戦を観に行ったのですが、Jリーグとは全然雰囲気が違う。ワールドカップを観に行ったのが高校1年生の夏で、1年後には留学していたので、その影響は大きかったと思います。
行く前は不安も大きかったと思いますが、単純に知らないものを見たかった。ワールドカップの影響も大きかったし、古典的なサイエンスというのはイギリスが強いんです。物理学もそうだし、数学もそうだし。生物系だと、ダーウィンもイギリス人。サイエンス好きの僕にはそれも魅力でしたね。高校は編入して、そのままイギリスの大学に進み、卒業しました。
高校の時はホストファミリーの方がいて、完全にひとりで生活をしていたわけではなかったのですが、大学に進んでからは寮生活や、他の学生とハウスシェアをしていました。大学の時にキャリア面で少し変化があって、大学を1年休学してイギリスの気象庁で研究開発の契約社員として働きました。
その気象庁時代の上司が、もともと起業家だったんです。学生時代に起業をして事業売却して売却先の役員になって…。一通り終わった後に気象庁のITプロジェクトに入った方で、その方との出会いが大きかったですね。とんでもなく仕事ができる方でした。今まで見た中でいちばん優秀な方で、プログラムもチームでいちばん書けるし、プレゼン能力・マネジメント能力も高い。そこで初めて僕自身も起業を意識しました。