宮崎県生まれ。東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻を卒業後、2007年4月Googleに入社。検索担当プロダクトマネージャーとして、日本の検索シェアに責任を負う。2011年4月GREE株式会社に入社し、米国支社の立ち上げや、プラットフォーム事業の企画責任者などを歴任。2013年10月クービック株式会社の立ち上げに参画、代表取締役社長に就任。
予約システム「Coubic (クービック)」及び、
サロン当日予約「Popcorn (ポップコーン)」をはじめとする各種インターネットサービス
◆ミッション◆
【オーナーとユーザーがカンタンに繋がる、サービスの流通プラットフォームをつくる。】
世の中はいま無数のサービスで溢れています。大企業や昔ながらの個人経営はもちろん、最近は自分らしい働き方を求めて事業を始めるケースも多く、その数は増え続け、内容も多様化しています。
しかし一方で、それら無数のサービスと人を繋ぐ仕組みは、まだ十分に発達しているとは言えません。Eコマースの普及で圧倒的に進化したモノの流通に比べ、サービスの分野では予約手続・顧客管理・支払方法など、サービスのオーナーにとってもユーザーにとっても多くのムダな時間や手間が存在します。
私たち Coubic は、サービスにまつわるこれらのムダを解消し、オーナーとユーザーがもっとカンタンに繋がるプラットフォームを提供。あらゆるサービスがそれを必要とする人のもとへ、スムーズに行き渡る社会を実現していきます。
◆価値基準◆
【あるべき姿から考える】
できるかできないかではなく、あるべき姿を実現するためにどうやったらできるかを考え抜きます。
【納得感を高める】
最高のアウトプットを出すための優れたチームワークを重視します。
多様なメンバー間でのコミュニケーションにおいてお互いが理解し合えるよう努力します。
【現状打破する】
失敗を恐れず大胆に。我々は常にオーナーシップを持って挑み続けます。
私は比較的打たれ強く、立ち直りも早い方であると自己分析しているのですが、それは生まれてから中学生になるまで国内外へ何度も引っ越したり転校したりした経験を通して、身についたと思っております。小学3年生の時にアメリカへ引っ越したのですが、英語も全く話せない状態で現地校に入り、周りの生徒や先生ともうまくコミュニケーションが取れずにとても大変な思いをしました。ようやく環境にも英語にも慣れて友達もできるようになった頃に日本に戻ることになり、今度は一帰国子女として見られ、日本のこともわからないので宇宙人のように扱われて、また浮いた存在になってしまいました。子どもの頃にそのような大きな環境の変化が連続したことで、自分を客観視できるようになったのではないかと思います。
高校は開成高校に進みましたが、非常に自由な雰囲気でした。多様な価値観を持っている同級生に囲まれ、お互いのバックグラウンドを理解し尊重し合っていて、そこから以前よりかは自己肯定感が高まったような気がします。高校生活では、伝統行事である運動会が印象に残っています。けが人が出るほど白熱するイベントで、みんなが力を入れて取り組むため、非常に思い入れも強かったですね。そして運動会が5月に終わると、そこから3年生全体が一気に大学受験モードに切り替わり、テストの順位を競い合うなど、切磋琢磨し合っていました。今思い返せば、運動会もそうですし、競争好きな人が多かったのかもしれません。周りが当たり前のように東大を目指す雰囲気の中で、私も自然と意識するようになりました。ただ、東大合格後に燃え尽きてしまう人も多く、実は私も入学した直後から授業にあまり出ないような学生でした。
