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社長インタビュー

いきなり農業を始めても成功するプラットフォームを目指して

seak株式会社 代表取締役 栗田 紘

seak株式会社 代表取締役 栗田 紘

栗田 紘 (くりた ひろし)

seak株式会社 代表取締役

神奈川県出身。東京工業大学卒業後、株式会社電通に入社。その後、WHILL COO、アーキタイプ株式会社を経て、2014年4月seak株式会社を創業。農業の未来を作るプラットフォームLEAPを開発。

seak株式会社

事業内容

・農作物等の生産、販売
・農業に係る情報プラットフォームの構築 他

会社の特徴

農業の変革を目指す画期的な農業プラットフォーム『LEAP』を開発・運営。農地の開拓から野菜の販売に至るまで一括した垂直統合の価値を提供。就農をより身近にするとともに先端科学や情報テクノロジーを融合させ、これまでにない新しい農業フランチャイズモデルを構築しています。2017年3月に約3億円の資金調達を実施し、農業ベンチャーとして最も注目を集めています。

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  • 生まれ育った神奈川県を農業の事業の拠点に

    起業や現在のビジネスに繋がるような幼少時代の原体験があれば教えていただけますか?

    そうですね。僕は神奈川県の横浜市出身で、ずっと横浜市民なのですが、やはり神奈川がとても好きなので、今回農業を始めるにあたっても、神奈川でやりたいという思いがありました。当初は横浜市で農地を探していたのですが、なかなか見つからず、とあるご縁をいただいて、サポートしていただいている藤沢市に拠点を構えています。

    「0から1を作っていく」スタートアップへの憧れ

    大学を出て社会人としてどのようなスタートを切られたのでしょうか?

    東京工業大学で情報工学を学んだのですが、全国からいわゆる「アキバ系」と呼ばれるディープな人たちが集まってくる大学で、あまりそういった人たちとは仲良くなれず、彼らに勝てなかった部分も正直あって、専攻を活かすよりもマスコミやメディア、エンターテイメントなどの好きな仕事をした方が良いのではないかと思いました。

    東工大は基本的に9割以上が大学院に進学するのですが、私は大学院には進学せず、学卒で広告代理店の電通に就職しました。元々テレビがとても好きで、高校の時には音楽をやっていたこともあり、ミュージックステーションを担当したくて、テレビ朝日担当の部署を志望し、タイム担当をやらせてもらいました。

    そこから起業に心が移っていくのは、どういう経緯があったのでしょうか?

    広告代理店は、メディアクライアントや広告クライアントの仕事をサポートする代理業なので、個人的には「0から1を作っていくこと」に対して、憧れやちょっとした嫉妬があるんです。タイム担当でも、いろいろな企画を立てたり、予算をつけて新しいことをやったり、関連会社に出向して事業の立ち上げをやらせていただく機会もありました。そこで0から1を作る選択肢のひとつとして、事業を作っていくのも面白いという考えが沸いてきて。先輩に「アントレプレナーシップ」という言葉を教えていただく機会があり、起業という手段に徐々に心奪われるようになっていきました。

    そんな気持ちで出向している時に、あるきっかけからWHILLという電動車椅子を開発しているものづくりベンチャーが法人化するということを知ったんです。エンジニアやデザイナーのチームだけでやっていたプロジェクトを法人化するので、ビジネス要員が必要だと聞き、とても素敵なコンセプトとプロダクトを目指していたので、ぜひ一緒にやりたいと思い、電通を辞めて、創業期をサポートさせていただきました。そこから、ベンチャーの領域に入っていったという感じです。

    0から1を作ることや事業作りが広告代理店の仕事よりも面白いと感じたのは、どういった点なのでしょうか?

    WHILLは、「100メートル先のコンビニに行くのを諦める」という、車椅子のユーザーの方の言葉がプロジェクトの出発点です。それってすごく明快なニーズで、どうしても解決したくなるニーズですよね。広告代理店はいわゆるメガビジネスで、最終的なエンドユーザーに価値を提供していくという意味では、距離が遠い。スタートアップしていく事業は、課題を抱えている人との距離感が近く、課題を解決していくプロセスがとても魅力的だなと。まさに0から1を作り、価値として作っていくという魅力を感じました。

    WHILLでは具体的にどのようなことを担当されていたのですか?

    プロダクトをどのようなものにして、ユーザーをどのように設定し、どうヒアリングをかけていくか、そして決まった事業像に対してメディアやファイナンスを含めてどのような支援を受けるか等、全体的に担当していました。最終的にはWHILLがアメリカに拠点を移すという意志決定をして、アクセラレーションプログラムに採択されるところまで、1年弱ほど在籍しました。

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