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社長インタビュー

目標は飛行機無料! 訪日外国人向けSIM無料サービスの先にあるもの

株式会社Bridge 代表取締役社長 松本 雄介

株式会社Bridge 代表取締役社長 松本 雄介

松本 雄介 (まつもと ゆうすけ)

株式会社Bridge 代表取締役社長

09年サイバーエージェント入社、株式会社AMoAdを立ち上げ、営業責任者を務める。 アドテク事業部立ち上げ、責任者就任。その後、新規DSP事業の責任者就任と数々の広告事業立ち上げに参画。

株式会社Bridge

事業内容

・訪日外国人向けサービス運営
アジアを中心とした訪日外国人向け無料SIMカードサービス「Trip Free」を運営。掲載先の飲食店・アクティビティの収益化に貢献します。
・インバウンド広告代理業
台湾・香港を中心とした訪日外国人向けプロモーションをご提案。 WEBからリアルまでお客様のニーズに柔軟に対応できます。
・WEBマーケティング
インターネットを通したマーケティングのコンサルティング業務。ECの商品PRから、アプリのプロモーションまで幅広く対応します。
・システム開発
サイト制作から基幹システムまでの幅広いシステム開発。Webアプリケーション、サーバーの運用業務も対応可能です。

会社の特徴

・企業理念
「世界に架け橋を架ける」
株式会社Bridgeは、「国境を超えた選択肢を増やしユーザーを幸せにする」世界の実現を目指して、精進してまいります。

・ミッション
「国境を超えた選択肢をユーザーに与えてユーザーがそれでハッピーになる」ことを目指しています。
今後、世界では国境がどんどん無くなっていくと思っています。
情報はGoogle、距離ならVRやHyperloop、言語ならリアルタイム翻訳などがあります。
もっとコストを下げることができれば、日本から海外、海外から日本、という環境をもっと増やすことができると考えています。

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  • 期待外れだった大学生活が、留学を機に一転

    起業や今に繋がる幼少時代や学生時代のエピソードはありますか?

    よくいる普通の少年でしたね。中学時代はバレーボール、高校時代は野球をやっていて、体育会系ではありましたが、途中で部活もやめてしまい、アルバイトもせずに、本当に遊んでいただけでした。

    付属高校からそのまま大学に進学して、システム工学を学んだのですが、場所も都心からはほど遠く、工業系なので女の子もほとんどいない。新歓コンパや楽しいキャンパスライフとは無縁の大学生活でした(笑)。1年半ほどそんな生活を過ごして、こんな毎日はおもしろくない。こうしていてもしょうがない。一度海外に行ってみようとふと考えたんです。

    海外留学をされたのでしょうか?

    はい、短期留学です。思い立ったらすぐ動くタイプなので、自分で調べてショートステイの申し込みを勝手にして、親が印鑑を押せばよい状態で母親に伝えました。本当は1、2年くらいの留学に行きたかったのですが、「まずは短期留学にしたら」と言われるとわかっていたのと、やりたいと言ったことに対して、これまで父親に反対をされたことがなかったので、それならOKをもらえる自信があったんです。「え?もうそんな準備していたの?」とは言われましたが、「わかった。行ってきなさい」と言ってもらえました。

    留学はどちらに行かれて、どのような経験をされたのでしょうか?

    留学したのはシアトルです。3週間の短期留学でしたが、自分の世界観がかなり変わりました。様々な国からの留学生がいて、彼らは「起業したい」とか「海外で就職したい」とか「ボランティアをしたい」といった明確な目的があり、「そのために今、自分はこれをやっている」という点が共通していて。3週間のショートステイをちょっとした旅行と考えている僕と、ひとつのチャンスと捉えている彼らの間に、大きなギャップを感じて焦りました。

    帰国後は、いろいろな人の話を聞いてみようと思い、当時流行していた大学生のイベントサークル主催のパーティーに参加してみたところ、ただクラブの箱にぎゅうぎゅう詰めに入れられている状態で、コンテンツも一部の身内が盛り上がるだけで、何も面白くなかった。そこで、「自分でもできるんじゃないか」と思い、一緒にイベントに行った3人で、大学2年生の終わり頃に、ツテも全くない状態からイベントサークルを始めたんです。

    パーティーをやる日には、東京のあちこちの大学に行って声をかけて集客し、3ヵ月後には100人規模のパーティーを開くようになりました。それがうまくいって、どんどん広がっていき、卒業するまでに「Zepp 東京」を貸し切るという大きな目標を立て、気がついたらその目標を達成することができました。当時、「Zepp 東京」を学生が貸し切るのは初めてで、二千数百人という規模で収支はギリギリでしたが、そのイベントを成功させることができ、大きな自信にもなりました。

    大きなイベントを成功させた経験は、就職や起業にも繋がりましたか?

    イベントサークルのメンバーには東京の有名大学の人たちも多く、どんどん知り合いが広がっていきました。そんな中、メンバーの中でも就職活動の話が盛り上がっていたので、自分もしっかりやらないといけないという気持ちになりました。自分でイベントをゼロから作る楽しさを知り、起業したいという思いもありましたが、会社の仕組みがわからなかったので、まずは会社に入って、死ぬほど働こうと思ったんです。

    入社することになったサイバーエージェントを選んだのは、主催したイベントの規模が大きくなり、企業からの協賛金を集める時に伺ったこともあり、自分の希望する営業をガッツリやらせてもらえて、若いうちから成果さえ出せば、評価してもらえるところだと思ったからです。僕のイベントサークルの進め方などを見て、「この子は面白いんじゃないか」ということで、何とか入れていただきました。実は僕は双子なのですが、何とその双子の兄もサイバーエージェントに入ったんです。

    双子で同時にサイバーエージェントに入社されたのでしょうか。

    はい。お互いに就職活動の進捗を親には伝えていたのですが、センシティブな話なので、お互いの状況を聞くことはありませんでした。双子は比較対象にされやすいので、親としては同じ会社というのは避けたかったようです。でも、僕が「サイバーエージェントに決めた」と兄に言ったら、「お前も?」と言われて。「まさか…」みたいな(笑)。

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